素因数分解(すだれ算の途中式つき)
2以上の整数を入れると、素因数分解の答えとすだれ算の途中式を表示します。
素因数分解
2 以上の整数を入れて「素因数分解する」を押してください。
素因数分解
すだれ算(連除法)
約数
約数の一覧を見る
使い方
- 素因数分解したい整数を入力します。2 から 1兆(1,000,000,000,000)まで入力できます。
- 「素因数分解する」を押します。
- 答えが指数を使った形(例: )で表示され、その下にすだれ算の図、約数の個数と一覧が表示されます。
約数が多い数では、一覧は「約数の一覧を見る」を押すと開きます。入力した数が素数のときは、そのことをお知らせします。
素因数分解とは
中学1年で習います1 とその数自身のほかに約数をもたない、2 以上の整数を素数といいます(2, 3, 5, 7, 11, …)。整数を素数だけのかけ算で表すことを素因数分解といい、かけ算に使われている素数を素因数といいます。
同じ素数が何回も出てくるときは、累乗(指数)を使ってまとめて書きます。どんな順番でわっていっても、素因数分解の結果は1通りに決まります(かける順番のちがいを除く)。この性質があるので、素因数分解は整数の「設計図」のように使えます。
すだれ算のやり方
学校では、素因数分解をすだれ算(連除法)という書き方で行います。わり算を逆さにしたような形を下へ下へと続けていく方法です。
- 分解したい数を書き、左にいちばん小さい素数で割り切れるものを書きます(2 で割れるなら 2、だめなら 3、5、7…と試します)。
- わった答え(商)を下に書きます。
- 商がまた割り切れるなら、同じように左に素数を書いてわります。
- 商が素数になったら終わりです。
- 左に並んだ素数と、最後に残った素数をすべてかけたものが答えです。
たとえば 360 なら、2 で3回(360 → 180 → 90 → 45)、3 で2回(45 → 15 → 5)わると 5 が残るので、 です。上の計算ツールでは、この図をそのまま表示します。
小さい素数から順に試すのがコツです。どの素数で割れるかすぐにわからないときは、次の見分け方が役に立ちます。
- 2: 一の位が偶数
- 3: 各位の数の和が 3 の倍数
- 5: 一の位が 0 か 5
約数の個数の求め方
素因数分解を使うと、約数を全部書き出さなくても個数がわかります。 と素因数分解できるとき、
です。約数は、 を 0〜a 個、 を 0〜b 個、 を 0〜c 個選んでかけたものなので、選び方の数をかけ合わせればよいのです。360 なら 個です。
素因数分解の使いみち
素因数分解は、中学・高校の数学のいろいろな場面で使います。
- ルートの簡単化: のように、2乗の組を外に出せます。解の公式の答えを簡単にするときにも必要です。
- 最大公約数: 2つの数を素因数分解し、共通する素因数をかけます。、 なら、最大公約数は 。
- 最小公倍数: それぞれの素因数を、指数の大きいほうでかけます。12 と 18 なら 。
- 分数の約分: 分子と分母を素因数分解すると、共通の素因数でまとめて約分できます。分数の計算機でも最大公約数を使って約分しています。
- 平方数を作る問題: 「ある数にできるだけ小さい整数をかけて平方数にする」問題では、指数が奇数の素因数を探します。
例題
例題 84 を素因数分解し、約数の個数を求めなさい。
、、 なので、。約数の個数は 個です。
練習問題
(1) 126 を素因数分解しなさい。
(2) 1000 を素因数分解しなさい。
(3) 180 の約数はいくつありますか。
なので、 個
(4) 48 にできるだけ小さい自然数をかけて、ある数の2乗にします。かける数は?
なので、3 をかけると になります。答えは 3
よくある質問
素因数分解とは何ですか?
整数を素数だけのかけ算で表すことです。たとえば 60 = 2² × 3 × 5 です。
どこまで大きな数に対応していますか?
1兆(10¹²)までの整数に対応しています。
約数の個数はどう求めますか?
素因数分解したときの指数にそれぞれ1を足してかけます。60 = 2² × 3 × 5 なら (2+1)(1+1)(1+1) = 12 個です。
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